とある研究室の運営のエモいお話

この記事はCAMPHOR - Advent Calendar 14日目の記事です。

 

 Y研究室を運営している情報系学部の大学2年生のりたむ(rtm6)と申します。
現在、Y研に居候させて頂き、研究室に置いているラックおよび研究室の運営をしております。
その研究室に入り浸った当初は、レガシーが溜まりに溜まった所であり、他の研究室に比べて、どこか暗いイメージの強いところでございました。ましてや、2年生に上がった春頃では研究室に行っても私1人という(あれ、卒研をまじかな4年生の先輩方は?。。。)でございまして、少しばかり寂しいお気持ちでした。しかし、今では、研究室配属された間もない3年生(3人)と卒業研究勤しんでいる4年生(3人)だけでなく、学年・他学部問わず、総勢15人程度に増え、どこの研究室にも負けない明るく、勤勉な学生達が集まった研究室に生まれ変わったと思います。
そんな、難ありだった研究室の私のエモいお話を軽くしようと思います。

私がY研に居候した経緯(1年生夏休み明け以降)
 私がその研究室に入り浸った時期は1年生の夏休み明けからでした。きっかけとしては、学部内で行われるLTでとある企業のインターンに行った時のお話をし、そのときにサーバインフラに興味があると言ったことで、Y先生にお声がけを頂いたことがきっかけでした(その頃、私はdocker swarmを極めていた)。そのY先生のもつY研究室にはラックが置いてあり、誰も使っていなかったため、好きに使って貰っても構わないということで入り浸り生活が始まりました。
ラックについては以下のスライドシェアに載っていること取り組んでおり、現在、流行しているk8s on オンプレの導入をしておりました。(JAPANCONTAINERDAYS V18.12にて登壇した際のスライドでございます)。

完全コンテナベースで運用する Rancher on オンプレの ゼロタッチプロビジョニング

入り浸った当初の人的な状況は私と卒研で勤しんでいる4年生4名が研究室よく来ており、たまに3年生秋学期からY研究室配属された4名がY先生の講義を受けに来ていました。そして、研究室内の物理的な状況としては、まず、部屋が埃だらけであり、スイッチやらケーブルやら機材がごろごろ床に転がっていて、ネットワークの物理的な配線や現行で動いているラックも何が動作しているか分からない状況でした。そんなレガシーの溜まった研究室でした。

 私がその時に感じたのが、開発者(Dev)がいるが、運用者(Ops)がいないからこそここまでレガシーが溜まったと考えます。その上で、運用する気も起こらないような部屋の汚さがございました。

そんな研究室でございますが、物理的に機材も揃っているというのに有効活用しないのは勿体無いということでこの研究室の改革を私一人で計画しました。

まず、私が取り組んだのは
1. Y研究室の歴史の把握
2. 研究生の把握
3. 研究室の機材とネットワークの把握
4. ラック構築のための技術的な把握
5. 私以外にも人員を増やす-> どのように増やす、どのような人を選定し増やすかが問題
6. 大掃除計画 -> 私一人ではできない

1に関しては、今までの研究室の活動だったり、研究室の評判を調査しました。主に、この研究室ではネットワークの研究をしており、レイヤーが低めなプロトコルだったり、トラフィックの解析の研究をしているところでございました。そして、評判に関して、はっきり言ってしまいますと、あまり良くはなく、Y先生は大変、厳しい先生であったため、敬遠されている印象でした。ただ、私が感じたのは、厳しい先生であるが、自身の短所をピンポイントにはっきり教えて頂き、論理的な説明をして下さるので、成長を促せて頂ける先生とあると思っております。まぁ、敬遠してしまうのは、自身の短所をピンポイントに突いてくるからこそ、心が折れてしまう学生が多いように感じます。Y先生は学者であり、教育者の鏡であるからこそ、厳しい先生であり、良く言えば大変、面倒見の良い先生でございます。そして、2に関して、案の定、心が折れてしまい幽霊研究生が多いようで。

3、4に関しては、研究室には、ラックマウントサーバ収納ラックが2台、ラックDellサーバ機12台程度、10Gスイッチ3台(最近、100Gスイッチが1台追加された)、また、YAMAHACiscoなどなどの多くの機材がありました。これらを使用して、オンプレの構築することになりました。その時は、まだオンプレ運用の知識とLinuxの知識がまだまだ少なかったため、先生に個人的に講義のようなものを受けておりました。

5、6に関しては、大掃除する以前に、人員を増やすことが重要であり、運営のマネジメントの力が高く、技術に飢えている同じ年代の学生を探していたという感じでした。

 そんなこんなで、半年が過ぎたころ(2年の春休み以降)
 4年生であった先輩方4名は卒研を完成させて見事、卒業したようでした。3年生の先輩方は、数人いたようですが、幽霊卒業研究生となってしまい、私と先輩1人の2人だけとなりました。。(まぁ、よくあるよねっ、すっとぼけ)
とりあえず、そんなこんなで私2年生になり、入り浸り生活は続きました。
 そして、遂に、今年の5月あたりに、技術に飢えていて、もっと技術を磨きたい友達、Kくんと知り合いました。Kくんは、面倒見がよく、人を分析する能力が高いように感じ、また繋がりが広く持っておりました。彼は、ちょうど、大学へ通う時間を短縮のため、学校に居座ることが多くなっていたこともあり、Y研究室にお誘いをしました。そして、そのタイミングに、やる気十分の1年生3人が訪れるようになりました。その5月以降、私、Kくんの友達ら学年他学部問わずに研究室に人が来るようになりました。そのこともあり、関わる人数も増えたことで団体としての活動を意識し始める時期でもありました。問題としては、以下のことを遂行していきました。

・研究室内のでのモノの置き場所・使用に関して

・それぞれの学年学部もいるので、交流をすること

slack等を用いた情報共有のためのコミュニケーションツールの活発化

・研究室に必要なルール等の問題

徐々に。。(2年生夏休みあたりから)

2年生春学期が終わり、夏休みに入った頃には、卒業研究生除く1、2、3年生総勢9名に増えました。

主な主要なメンバーとして

1年生:Nくん・Cくん・Mさん

2年生:Hくん・Kくん・(私)

2年生他学部:Tくん

3年生:TMT先輩

らが研究室に訪れるようになりました。

そして、夏休みでもあったため、そのメンバーで大掃除大会を行いました。どこまでやるかで地獄にもなる大掃除だったと思います。研究室に溜まった埃・よごれ跡を取り除き、散らばった機材の整理やネットワークの床下配線、 冷蔵庫や電子レンジ、布団の生活用品の掃除などなど掃除致しました。研究室が整理整頓され、埃も少なくなり、快適な環境に変わりました。ただ、まだもともと私が研究室で行なっていたオンプレの構築は実験環境で得た必要な知識や機器揃えられただけで、本番環境の構築には至りませんでした。多くのタスクを処理しながら、また半年が過ぎました。

そして現在

私が取り組んでいたk8s on オンプレの構築もほぼ本番環境の構築もほぼ終盤に差し掛かっています。実際に、その成果も実り、japan container daysといった、日本のコンテナのイベントでスピーカーとして登壇させて頂きました。

 そして、研究室の運営ですが、メインである研究生の4年生は卒研のため、1人だったのが3人まで戻りました。そして、秋学期から配属された3年生3人も増えました。(TMT先輩は違う研究室へ配属されました)卒業研究生を除くメンバーも11名にまで増え、そして、1年生、2年生メンバーは個々の突出した技術やポテンシャルを持っており、中々、お強い学生が集まっていると感じます。

1年生:

Cくん>

ゲーム開発が好きでUnityとC#が得意、ある大会のファイナリストまで残るぐらい。また他のメンバーに対してアドバイスや注意をしっかりしてくれる。彼があるアニメ(わーいたのしい〜のやつ)のゲームを個人的に開発していてクオリティ高くて驚いたな。

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Nくん>

下宿先にラック1台置き、サーバ運用。主にネットワークに詳しいが、フルスタックにフロントからサーバを勉強しているように思える。見落としなく物事をこなしていて、信頼している。

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Mさん>

とある分解少女。研究室に訪れた当初は、機械を沢山分解しており、今では、電子工作をし、wiiリモコンで自分で作った車を動かせれるようにしていた。そして、情報の世界へ入ったのは大学からと言うのに、成長スピードがすごい!

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2年生:

Kくん>

彼を呼んで以降、多くの人たちが研究室に来るようになった。誘って良かったと本当に思う。彼はメンバーからお母さんと言われるぐらい面倒見が良く、グループ全体と研究室のマネジメントをしてくれている。

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Hくん>

セキュリティの道を突き進んでおり、seccampにも行ったようで。彼とは同じAO入試で入った者として、ライバルである。今じゃ、バイナリアンを目指しているらしい。そして、このグループ全体の雰囲気を明るくしてくれる。

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Yくん>

彼も、同じAO勢として良きライバルである。phperだったりする。どこか、落ち込んだ様子が私と似ていて、親近感がものすごく湧いている。これからも一緒に頑張りたい。

Uくん>

最近、技術が高くなってきていると思えるし、何か自分を変えようとしている雰囲気があり、ものすごく応援もしていて、いろいろと考えるきっかけを作ってくれる。そして、面白いキャラで場を笑わしてくれる。

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2年生他学部:

Tくん>

行動力が高く、いろんなことにチャレンジしている印象。ましてや、他学部というのに入り浸るというね。企画力があると思っていて、技術力はまだまだなものの、いくつかのハッカソンで優勝してたりして驚かされることがある。

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というような学生らが集まった研究室になってきました。

学年・他学部問わず、勤勉な学生が集まり、何かに挑戦しやすい研究室の運営なったと思います。

まだまだ、問題はありますが、やったぜ、改革は成功した!!!

 

これからの展望としては、より快適な研究室運営を進めるとともに、個々の突出した技術を何かの形でアウトプットできるようにしていきたいと思っております。

 

 もし、似たような経験だったり、こんな研究室のエモいお話があるよという方はコメントくださいませ。
まだ書き足りないような感じもありますので、時々、更新しようと思います。